私たちに美味しい食材を提供してくださる生産者さまたちをご紹介します。(桜山ファーム編)

  • 2017.12.10 訪問
     

    いつも美味しいさつま芋を届けてくださっている
    鹿児島県、枕崎市の『桜山ファームさん』に訪問させて頂きました。


     

     社員旅行を兼ねた、3日間の行程です。

     大阪から飛行機で約1時間、鹿児島空港へ。

     夜の到着だったため1日目はホテルで夕食を頂き、早めに就寝。


     翌朝、空港から車で約1時間半の『桜山ファーム』平山様のお宅にご訪問させて頂きました。

     ご主人やその後家族に温かくお迎えいただき、美味しいさつま芋作りの秘密や、
     そのこだわり等を
     沢山伺って参りました。


     
     




     桜山ファームは、地域ボランティアのお力を借りながらご夫妻二人で営んでおられます。


     ご主人は元々千葉でサラリーマンとして働かれていましたが、何かものづくりをしたいという思いから、
     奥様の出身地である鹿児島にご家族揃って移住され、平成6年にタバコ農家を始められました。


     13年ほどタバコを生産されていましたが、『シラス台地での栽培に適したさつまいもを作りたい!』という
     強い思いからさつま芋作りに転換されました。

     最初の3年間は思うような美味しいさつま芋ができず、
     車にたくさんのさつま芋を乗せて山に捨てに行ったことが何度もあったとのこと。

     これまでのご苦労をさらっとお話しされる平山さんの姿がとても、印象的で素敵でした!


     桜山ファームさんのさつま芋畑は300900坪の畑が50枚ほどもあり、

     その面積は、東京ドーム3個分に相当するのだとか!

     1年間で収穫されるさつま芋は、なんと200t!!

     現在は紅あずまを中心に11品種のさつま芋を育てておられます。

     この広大な畑に植えられたさつま芋をほぼお二人で
     管理されているとのことで、頭が下がります。


       

    残念ながら収穫が終わった後の畑を前にして(泣)さつま芋ができるまでの年間スケジュールを伺って参りました



    ・1月~3月末

    お正月をゆっくり休む間もなく、ビニールハウス6棟でまずはさつまの芋苗を育てる『育苗』が始まります。
    畑を歩きながら目視で苗をチェックし、枯れている苗があればすぐに植え替えていきます。
    弱い苗を除き、丈夫な苗を育てる
    美味しいさつま芋つくりにおいてはとても大切な期間だそうです。

    ・4月~5・6月末までに

    苗を畑に植えていきます。この時期の最大の敵は獣害です。
    不思議なことに動物たちは、糖度の高いさつま芋のありかをちゃんと探り当てるのだとか。野生の勘、恐るべしですね!!
    イノシシ、シカ、タヌキ、アライグマ、カラス、、。四方八方からの外敵の対策に日々大忙しだそうです。。


    ・7・8月~

    7月から収穫が始まります。玄三庵に届けてくださっているさつま芋は8月からスタートです♪


    ・10月

    収穫のピークを迎えます。

    機械で土を下から掘り起こし、さつま芋がベルトコンベアーでどんどん上がってきます。
    それを一つ一つ手作業で仕分けして一旦貯蔵庫へ。
    掘りたてのさつま芋はとてもデリケートで、優しく優しく扱わないとすぐにベロッと皮がめくれてしまい、
    そこからすぐに実が傷んでしまうのだそうです(泣)
    収穫されたさつまいもを優しくガードするのは畑の土!
    土付きでに玄三庵に届くのは、そのためだったのですね!!

     
     
     収穫されたさつま芋は、雪や霜がつかない場所に建てられた専用の倉庫で貯蔵されます。
     室温は常に1315度に保たれているのだそう。
     ちなみに、こちらの貯蔵庫は平山さんのDIYによるもの!





     

    桜山ファームさんのさつまいもの美味しさの秘訣は大きく3つとのこと!

    1・畑の場所によって『土』と『肥料』を変え、農薬を一切使用しない。

    2・『肥料』の三大要素である、窒素リン酸カリウムの量が美味しさに大きく影響するため、その配合を細かく調整。
    葉の成長を促進する窒素は少なめに、実となる茎や根を丈夫にするカリウムを多めに配合。

    3・『土』はさつまいもの品種別にそれぞれ適した3種類を使用。

    黒土・・・火山灰の一種。保水性が良い。

    シラス・・・水はけが良い。サラサラなため、保水性は弱い。

    釜土・・・粘土質で保水性がある。

    また、畑ごとに葉に当たる日照時間を考慮し『土』と『肥料』を調節されています。

    葉の日照時間によってもさつまの芋の甘みが変わってくるのだそうです。

    ・・・とはいえ、天候はコントロールできないもの。

    『天候だけは本当に、毎年どうなるか予測がつかないんですよね。』と困ったように、
    でも楽しそうにお話されているのが印象的でした。


    さつま芋を育てる環境がこんなに奥深く、かつ繊細だとは・・!!一同、驚きでした。

     

     





     

     お話を聞かせていただいたあと、、

     ナント、奥様が豪華な手料理を振舞ってくださいました!!

     さつま芋ご飯に豚汁、黒豚コロッケ、さつま芋サラダ、鰹のタタキ、さつま芋天ぷら、さつま揚げetc、、。

     そして『スイーツ担当なんです』と少し恥ずかしそうに最後に出してくださった
     ご主人手作りのさつま芋プリン!どれも本当に美味しくて、幸せのひと時でした、、

     揚げて、焼いて、蒸して、、、さつま芋の七変化。お料理のお勉強にもなります♪ 

     お話を聞かせていただいている最中は大雨でしたが、満腹になった頃すっかり雨は止み、
     畑を見学させていただけることに!^^



     
     

     まず、育苗用のビニールハウスや貯蔵庫を見せていただきました。









     



     貯蔵庫の中にさらに部屋が一つあり、『これはなんですか?』と伺うと、
     『玄三庵さんのさつま芋用の保管庫です』と!


     玄三庵に届けるさつま芋達は、貯蔵庫の中でさらに密封の部屋に入れ
     温度管理してくださっていたのです。







     これから届くさつま芋が今か今かと出荷を待っていました。

     出荷の箱詰めの際も、最終チェックとして奥様が
     一つ一つ手作業で検品してくださっているそうです。

     手を抜かない丁寧なお仕事ぶりに、身が引き締まる思いでした。







     

     そして貯蔵庫のお隣には大きなさつま芋畑が!!

     玄三庵専用のさつま芋達の畑でした。

     収穫後だったためそこにはさつま芋の姿はありませんでしたが、
     ここで育ったさつまいもたちがお店に届いているんだなあと思うと目の前の畑がとても愛おしく思えました^^

     




    最後にどうしても聞きたかったことを伺いました。

    『さつま芋がちゃんとできるかわからないリスクを背負って、どうして無農薬にこだわるのですか?』と。

    そのお答えは、

    『自分が自信を持って美味しい、安全と思えるものだけを届けたいから』をいうものでした。

    その強い信念を持ってして、よりよいさつま芋づくりを今も続けられている平山様。



    今回の訪問でさつま芋作りのノウハウはもちろんのこと、仕事に対する真摯な姿勢も学ばせて頂くことができました。

    本当にありがとうございます!

    丹精込めて作られている、さつま芋たち。
    これからも引き続きスタッフ一同、大切に調理し、お客様にその美味しさをお届けしていきたいと思います♪



     

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